アートセラピーでストレスマネジメント
あなたは自分の感情をコントロールできていますか?
小さなイライラの積み重ね、過ぎたことへの後悔、過度なプレッシャー、理由のないモヤモヤ感、、、日常のささいなことでストレスは積み重なっていきます。
上手に気持ちを切り替えられる人は、自分なりのストレスのコントロール方法を知っています。
これがストレスマネジメントです。
子どものころからなんとなく、無意識にストレスをためない行動をとることができる人もいます。
けれど、それはほんの一部。
ストレスマネジメントができない人は意外と多いのです。
ストレスは繰り返しで育っていく
ストレスマネジメントが上手な人も、苦手な人も、最初のストレスはほんの小さなことかもしれません。
問題なのは「それを頭の中で何回繰り返したか」です。
感情は記憶に引きずられます。記憶は繰り返しによって強化されます。
今日あった嫌なことを何度も繰り返す人は、その出来事が記憶として強化されます。
脳は繰り返されること=重要なこと。と捉えます。
つまり、ストレスマネジメントが苦手な人は、頭の中をリセットすることが苦手な人です。
ほんの小さなストレスも繰り返すことでどんどん大きくなってしまいます。
最終的には「こんなささいなことでイライラ(あるいはクヨクヨ)して…」と自分を責めてしまい、さらなる悪循環に陥ります。
不機嫌は連鎖する
ストレスを自分の中に溜め込んでしまうことは、まるで仮面を被っているようで辛いことです。
一方で、自分の不機嫌さが顔や言動に出てしまう人も、しばらくすると後悔でいっぱい。自己嫌悪におちいってしまい、これはこれで辛いものがあります。
あなたの身近に、イライラしている人あるいは、なんだか落ち込んだ様子の人、がいたらどうでしょうか。
「自分が怒らせたかな?」「何か傷つくことを言ったかな?」
気になって仕方がないですよね。これもストレスです。
ストレスや不機嫌は負の連鎖を生むのです。
定期的にストレスをリセットしよう
前述した『子どものころからなんとなく、無意識にストレスをためない行動をとることができる人』は、ストレスのリセットが自然と身についている人です。
その方法は、運動だったり、友達とのおしゃべりだったり、旅行だったり、人それぞれです。
『頭の中の繰り返し』を止められるものが有効です。
アートセラピーには、この『頭の中の繰り返しを止める』効果があります。
絵を描いたり、塗り絵をしたり、香りに夢中になったり、、
没頭できる自分に合ったものを選びましょう。
ひとりで「よし、やるぞ!」という気持ちにるのは難しいこと。
アートセラピストの力を借りて、一緒に気持ちの切り替えの時間を持つことがオススメです。
大人なら、自分をご機嫌にしてあげられるものは、自分で知っておきたいですね。