ドラマセラピーのことを知りたい人のために。この1冊でokのオススメ本

心ひらくドラマセラピーの本の表紙です。心ひらくドラマセラピー〜自分を表現すればコミュニケーションはもっとうまくいく!〜
尾上明代著 川書房出版社

 

ドラマセラピーについて網羅されたオススメの1冊!


ドラマセラピーって何?
と言う疑問に全て答えてくれる本です。

著者の尾上明代さんはアメリカでドラマセラピーを学んだ人。
日本ではあまり馴染みのないないドラマセラピー。尾上さんが自身が行ってきたドラマセラピーの現場の様子を本書を通して垣間みることができます。
その実例は子どもから大人までいくつか紹介されているので、いろいろなパターンを知ることができるのもこの本のポイント。

本の構成としても、ドラマセラピーの複雑な歴史や成り立ちからの導入ではなく、いろいろな人のエピソードを楽しみながら読み進めることができるため、ドラマセラピーにはじめてにれる人にも気軽に読み進めることができます。

本書の中盤では自分自身が1人でも取り組めそうなドラマセラピーの方法も紹介されています。普段の生活の中で、どのようにドラマセラピーを取り入れることができるか。また、それがどのように影響してくるかなど、期待が持てて挑戦してみようという気持ちにさせてもらえる内容です。

最終章ではドラマセラピーの歴史やルーツなど少し難しい話があります。
事例だけでなく、歴史や資格の種類など専門的なところまで知りたいと言う人にもぴったりです。

 

 

About|この記事を書いた人

浜端望美(はまばたのぞみ) 心理カウンセラー 3色パステルアート主宰一般社団法人日本心理療法協会 事務局長ベスリクリニックこころ外来 勤務JAPAN MENSA会員   1986年生まれ。神奈川県横浜市出身。大学卒業後、広告業界に就職。印刷やデザインに携わる仕事をしながら、本格的にカウンセリングを学びはじめる。 2011年心理カウンセラーの資格を取得し転職。椎名ストレスケア研究所(株)に勤務し心理カウンセラー・講師としての経験を積む。その後、心療内科デイケア勤務や研修講師などの経験を経て独立。現役の心理カウンセラーでありながら、優秀なアートセラピストの育成、アートセラピーの普及活動に尽力している。 日本ではまだなじみの浅いアートセラピーを、メンタルケアの現場に積極的に取り入れ、そこから得たノウハウを体系化。『癒し』『デトックス』などという、漠然とした言葉で語られがちなアートセラピーの領域を、論理的に、かつ分かりやすく解説する。論理と感情がバランス良く組みたてられた独自のカリキュラムは、アートセラピストだけでなく、心理カウンセラー、コーチ、看護師、教員、療育担当者、デザイナー、経営者など幅広い層に定評がある。NEXT MORE >>>