不登校ビジネスってなんだろう?
日本テレビ系列テレビドラマ
『タツキ先生は甘すぎる!』にて、
アートセラピー監修をしています。
5月2日(土)放送の第4話を
ご覧いただけましたでしょうか?
まだの方は、
TVer、Hulu、Netflixでも
視聴可能ですのでぜひご覧ください!
以下、ネタバレを含みます
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タツキの気になる過去
タツキの過去が明らかになってきた第4話。
息子の蒼空(そら)が
学校へ行かなくなって2週間が経ったころ、
タツキが不登校支援サービス
「フッカツ!」に
頼るシーンが出てきました。
どんな不登校時も97パーセント復学できる!
不登校専門サポートサービス『フッカツ!』
『フッカツ!』の指示に従い、
・スマホとゲームを取り上げる
・規則正しい生活を促す
などをしたところ、
蒼空は1日だけ登校することができました。
これも“97%の復学”の中に
カウントされるのでしょうか…
タツキはこの『フッカツ!』に
一体いくら支払ったのでしょうか…
不登校ビジネスとは
これらのサービスは
いわゆる「不登校ビジネス」と呼ばれるものです。
不登校ビジネスとは、不登校の子どもや保護者の不安やニーズに対して、支援サービスや教材、居場所、カウンセリングなどを提供し、対価を得る活動全般を指します。
本来は多様な学びや回復の選択肢を広げる意義がありますが、一方で不安を過度にあおる高額サービスや、効果が不透明なプログラムも存在し、批判的に語られることもあります。
支援の質や倫理性、情報の透明性が重要とされています。
善と悪の境目
優良な支援と、
悪徳な支援の違いはなんでしょうか?
私が今まで実際に目にしてきた
悪徳だなぁと感じる(*主観です)
不登校ビジネスは、、、
・親に高額セミナーを受講させる
・子どもを無理やり部屋から引き摺り出し農業へ従事させる
→復学のためのリハビリなので、給料は無し。
むしろ親が大金を支払っている。
といった形態のものです。
けれど、実際これによって復学できたケースもあるから、
こういったサービスは無くならないのでしょう。。
『不登校ビジネス』の
善と悪の境目はなんでしょうか?
もし、ユカナイの利用料金が
月10万円だったらどう感じますか。
ユカナイのスタッフには、
有資格者と無資格者が混在しています。
三雲教授→公認心理師
しずく→教員
タツキ→無資格
壮哉→無資格
阿式→無資格
スタッフ全員が無資格のフリースクールだったら
どう感じるでしょうか。
そもそも、
“不登校の専門家”とは誰なのでしょうか。
学校の先生?
心理士?
SSW?
フリースクールの先生?
不登校経験者?
不登校の子どもの保護者?
フリースクールのスタッフ?
答えはたくさんあり、
最適解はまだ存在していません。
「判断する」という仕事も親の負担になっている
結局のところ
個人個人の判断に任されていて、
不登校ビジネスに法的な規制は無いのが現実です。
子どもが不登校になって混乱している中で、
親の責任でこれを判断しろ、
というのもなかなか酷だと感じます。
国や自治体レベルでの
統一した基準ができれば、
親子の負担は軽くなり、
優良なサービスを提供している支援者側も報われる。
そんなふうに社会が変化していくと良いなぁと感じた
タツキの過去回でした。
アートセラピーとは関係のない投稿になりましたが、、
心理師としてこのあたりの根深い問題とは
きちんと向き合っていきたいし、
冷静な判断力を持っていたいと思っています。
学校へ行かせるのか、行かせないのか、
子どもとどう接するのか、
自分の仕事はどうしたらいいのか、
食事は?運動は?生活習慣は???
不登校の親が判断しなければいけないことは、
想像以上に多く、負担になっています。
不登校35万人のその裏で
不登校の子どもが35万人いるということは、
その後ろには70万人の保護者がいるということになります。
みんなそれぞれに悩みながら、
迷いながら、今日を生きています。
ドラマでは描ききれない部分まで、
想像をめぐらせるきっかけになれば嬉しいです。
これから、タツキと優(タツキの妻)、
そして蒼空はどうなっていくのか…
『タツキ先生は甘すぎる!』
次回もお楽しみに☻
アートセラピー監修者メモ🖌
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